直瀬小の「山岳博物館」
直瀬小には14人の仲間がいます。そして、それ以外にもたくさんの仲間がいます。ある朝突然増えていたりするんですよね。
まず、アマゴ。何人の方からご寄付いただきました。玄関ホールの大きな水槽にすんでいます。
きれいな水の中でしか、また水温も高すぎると生きられないとの情報から、水槽の掃除をO先生が何時間もかけてしてくれました。教頭先生は、アマゴの標示板を製作してくれました。
次に、カナヘビ。家の近所で捕まえたかわいいカナヘビを教室で飼っていますが、その子が卵を産んだそうです。
卵には上下の向きがあり、この向きが変わるとふ化しない、乾燥もだめ。卵が一部へこんでいるのは、卵が転がらないようにするため。子どもが調べた情報はすごい!
他に、何種類か魚もいます。
そして、極めつけはカブトムシ。
幼虫のときから学校で育てていますが、なんと何匹もさなぎになり、そのうちの1匹は実に立派な成虫になりました!ちょうど24日、町教育委員会の皆様が訪問してくださった日のことで、教育委員さんにも「今朝成虫になりました。」とアピールすることができました。
ただ捕まえるだけでなく、正しい飼育の仕方を調べ、理想的な環境を作って仲間たちを育てています。まさに「山岳博物館」なみのお世話をしている直瀬っ子たちです。
おまわりさん、ありがとうございます!
毎月20日は交通安全の日。今月は22日(月)がその日だったようです。(ちなみに、この日は第567回「交通安全の日」だったそうです。)
この日に合わせて、川瀬駐在所のOさんに加え、久万高原警察署の署長様と署員の方が、早朝にもかかわらず直瀬小学校までご来校くださいました。
子どもたちは見慣れないパトカーに興味津々。登校後、近くに歩み寄って、中の装備を見て「かっこいい~!」と興奮気味の子もいました。
毎日のように登校の見守りに来てくださる川瀬駐在所のOさん、いつもお世話になっております。そして、久万高原警察署長様、署員の皆様、この日は本当にありがとうございました。
久万高原町の交通事故ゼロのために、直瀬っ子も教職員も、毎日の安全な登下校、頑張ります!
みんなで力を合わせて
1・2年教室をのぞくと、子どもたちが何やら楽しげに大きな白い紙を囲んでいました。
近づくと、みんなが思い思いの色を手のひらに塗って、手形を押しています。学級目標の掲示物を手作りしているのでした。
校長もついお邪魔して、一つだけ押させてもらいました。今は立派な掲示物が完成しています。
ちょうど3・4年生も同様に学級目標の掲示物を作っていました。こちらもかなり手がこんでいるから、完成にはもう少し時間がかかるのかな?
完成版はまたご紹介しますね。
雨の日の幼稚園
昨夜の星のまたたきは美しかったです。でも、梅雨の中休みは夕べまで。今朝は朝からしとしと雨が降っていました。
以前園児が作っていたさかなやくらげなどの作品が完成し、直瀬水族館がオープンしました。
魚たちに見守られながら、園児は大型絵本を読み合ったり、かくれんぼをしたりして遊んでいました。
梅雨明けまでは、もう少し時間がかかりそうです。
教育委員会の皆様、お世話になりました
今日は、久万高原町教育委員会学校訪問があり、教育委員さんと事務局長さん、合わせて6名の方がご来校くださいました。
直瀬幼稚園、小学校の施設の状況について、修繕が必要な所を中心に丁寧に確認してくださったり、直瀬っ子の頑張る様子をご参観くださったりしました。
修繕に必要な費用は本校・本園だけでも相当な額にのぼります。それでも、子どもたちの安全・安心な学校・園生活のために、親身になってお考えくださいました。また、タブレットや国語辞典・漢字辞典など、町で用意してくださった物を使った学習や、町で雇用していただいているALTの先生との楽しい授業もこの機会に見ていただくことができました。
教育委員会の皆様、本日は相当な暑さの中、またご多用のところ、足を運んでくださり、誠にありがとうございました。
水泳ができることに感謝を!
先週の木曜日、朝からの冷たい雨で実施できなかったプール開きが、今日ついにできました!
児童代表のN君は「僕は平泳ぎを頑張ります。皆さんも自分の目標に向けて頑張りましょう。」という頼もしい始めの言葉を発表しました。
今日は朝から気温も上がり、絶好の水泳日和。それでもプールの水はまだ少し冷たく、水慣れの段階ではついつい声を挙げてしまいそうになっていましたが、どの子もうれしそうに入水していました。
久万高原町の小中学校は、新型コロナウイルス感染が1件もないことなどから、水泳学習を実施することができます。それを受け、5月の臨時休業中には、保護者の皆様総出でプール清掃にご協力いただきました。それらへの感謝を忘れず、水泳の授業を存分に楽しんでほしいと思います。
入学をお祝いして
昨日の半日の遠足を済ませて学校で給食を食べた後は、長い昼休みをとって「1年生を迎える全員遊び」を行いました。
臨時休業の影響で準備の時間を十分にとることができないとの予想から、遠足の中の一つとして入学をお祝いするイベントを行う計画としましたが、児童会の5・6年生が内容を考えてくれたのが、次のとおりでした。
1 始めのあいさつ
2 全員がくじ引きをして、全員遊びの多数決をとる。(1年生はくじを2回引く。)
・ パート1 かくれんぼ
・ パート2 フルーツバスケット
3 プレゼント渡し(全員がそれぞれ何かプレゼントを用意する。)
4 終わりのあいさつ
例年行っている1年生を迎える会と遜色ない内容でした。
とても暑い午後でしたが、運動場でやる!という子どもの希望を尊重して、給水や休憩だけはこまめにとらせながら、青空の下で汗だくになりながらのおよそ1時間、子どもたちだけは元気に走り回りました。
【始めのあいさつ】
【くじ引き】
【かくれんぼ】
【フルーツバスケット】
【プレゼントわたし】
午前中の遠足の中で自由な時間はとれなかったため、おやつは持ってこないようにしていたのですが、学校からのサプライズ、ということで、アイスキャンデーを提供しました。イベント後の味は格別だったと思います。みんなうれしそうに、ときに頭をキンキンさせながらほおばっていました。
午前中に引き続き、5・6年生の皆さん、お疲れ様でした。皆さんの大きな「力」を感じました。これからもその力をどんどん大きく育ててくださいね。
そして、Mさん、遅くなりましたが、ご入学おめでとう!もうとっくに立派な1年生です!
直瀬のお宝を巡って
今日の直瀬は美しかった!
空色と雲の白、その下に広がる直瀬の緑!学校の花壇や道端の様々な花のカラフルな色。何色もの色に包まれて、今日は格別に生きものたちもうれしそうです。
梅雨の合間のすばらしい天気のもと、元気に登校した14人は、待ちに待った遠足(ウォークラリー)に出かけました。
子どもたちが訪れた直瀬のお宝は6箇所。全校が3班に分かれ、班に1枚地図を渡して、それを頼りに探して回りました。
同行した先生たちの力を借りず分かれ道を確信をもって曲がる子、場所が分からず少し違う道を進んでしまい、地元の方に正しい場所をアドバイスしてもらう班など、さまざまな姿がありましたが、普段教室ではなかなか見られない楽しそうな笑顔があふれる一日でした。地域の方にもしっかり挨拶でき、上学年は下学年の子に気を配り、班で助け合いながら道を探し、どの班でもすてきな姿を見ることができて、先生たちもとても幸せな気持ちになりました。
今日の遠足も一つの機会として、ふるさと直瀬をもっと好きになることができたと思います。またいつか、第2弾が実施できるといいですね。
皆様、子どもたちがどこに行ったか、お分かりになりますか?写真を見てお答えください!(答えは記事の最後に。)
【1班】
【2班】
【3班】
訪れた直瀬のお宝は次のとおりです。
①五社神社
②常夜灯
③伊吹(ビャクシン)
④金比羅さん
⑤大銀杏(淨福寺)
⑥法性院背負石
直瀬のお宝はまだまだたくさんあります。いずれご紹介いたします。
命を守るために
6月17日(水)、プール開きの前日に、教職員で救命救急法の研修をもちました。
水の事故などにより心肺停止状態に陥った人の命を守るには、事故が起こってからの5分がとても重要で、いち早くAEDによって電気ショックを与えることや、救急車が来るまで胸骨圧迫を続けることが大切です。
教職員は毎年これらの講習会を受けていますが、本当にそのような場面に遭遇したとき、落ち着いて迅速に正しい行動がとれるようにするため、繰り返し同じ学習をします。
今年は、新型コロナウイルス感染予防のため、人工呼吸の練習は省略しましたが、それ以外の実習を、どの先生もこれまでの体験を振り返りながら真剣に行っていました。
先週の木曜日のプール開きが雨のため延期になりました。今週からの待ちに待った水泳が、楽しく充実したものになるようにするため、安全・安心な水泳指導に努めます。
学びのすすめ
16日(火)に朝会を行いました。内容は「学びのすすめ」。O先生からの指導により、充実した学習ができるようにするための「きまり」を再確認する時間となりました。
今年は、長い長い臨時休業があり、その中でオンライン学習、臨時登校日を経て、やっとの思いで再開にこじつけたスタートでした。3週間の直瀬っ子の学習ぶりを振り返ったとき、学習中のきまりごとについて全校で統一した指導をしておいた方がよいだろう、との結論が出てきました。さらに学びのレベルアップを図るという目的です。
記名された鉛筆を5~6本そろえること、家でちゃんと削って来ること、座るときの姿勢、起立したときの姿勢、挙手の仕方など、O先生は細かいところまで丁寧に指導しました。その指導の中で全校児童に紹介した「お手本」は1・2年生でした。映像に出てきた5人の姿は、凛としたとても立派な姿勢で座り、起立し、挙手をしていました。また、返事の声も大きく、聞いていて気持ちのよい音量でした。
3年生以上の直瀬っ子も、負けていられまいと、朝会のときから姿勢よく座り、集中して話を聞いていました。
その後、生徒指導主事のY先生からも、挨拶や廊下の正しい歩行の仕方などのお話を聞きました。朝会の後、教室に帰る高学年はみんな右側一列で並んでいました。早速気をつけることができるなんてすばらしい!
これからの直瀬っ子の学校生活がさらに楽しみです。