最後の日の在校生
春休みに突入しました。今日は朝から曇り空。夕べは今日の天気を「花曇り」と呼んでいました。学校の木蓮はやっと花開きました。椿も次々と赤く開いています。桜はといえば、ここのところの好天で蕾が一気に赤みを帯びてきました。と、よく見てみると、学校の西側にある桜のうち、たった一輪だけ、白く開いていました。ついに桜の開花です!
お分かりになりますか?上の写真のど真ん中の花。
卒業式、卒園式、修了式が終わってまだ数日しか経たないのに、かなり昔のことのように思えます。みんな元気に過ごしているでしょうか。
最後の日の在校生の様子を掲載します。卒業式をやり遂げた充実感が漂う姿が印象的でした。
教職員の人事異動も発表されました。
旅立ちの春、そして別れの春です。
明日から春休みです!
明日からの春季休業中の子どもたちの過ごし方について、久万高原町教育委員会から、下のような方針が出されました。
【自宅待機について】
○ 自宅での待機は原則として求めず、児童生徒の外出については、学校の校庭、公園など、換気がよく、多くの人が密集しない場所など、感染可能性の低い場所に限り、感染予防対策を講じた上で、特に制限はしない。
○ 体育館等屋内施設は、春季休業中は開放しない。
【学校再開について】
春季休業後の新年度の学校再開については、現在のところ、例年どおり4月8日(水)より始業式・入学式を行う。ただし、実施内容は卒業式等同様の縮小実施(告示・祝辞を省略させていただく)とする。今後、国の動向、愛媛県教育委員会の通知及び町新型コロナウイルス感染症対策本部会議の決定等を踏まえ、授業日等の再開の時期・対応方法について検討し、改めて連絡する。
つまり、「感染予防対策を講じる」ことを気をつけていただければ、外遊びもしてよい、ということです。春休みは、体を動かして、健康の保持増進に努めていただきたいと存じます。
また、お子様の体調について、発熱が続くなど、気になる症状が出た場合は、春季休業中でも小学校及び幼稚園にご連絡くださいますようお願いいたします。
直瀬っ子の皆さん、今日も元気にしていますか?本当は明日から春休みです。実際今日からお休みですが。
昨日校長や受け持ちの先生からお話を聞いたように、春休みも元気に過ごし、しっかり復習しましょうね!
もちろん、お手伝いもたくさんしてくださいね。
では、次は離任式の日(30日)に会いましょう。
卒業式を終えて
卒業式・卒園式、修了式が終わって、学校がまた静けさに包まれました。一昨日からの青空の下に人が動く気配がほとんどなく、寂しささえ感じます。
卒業生の保護者の皆様、昨日はご来校誠にありがとうございました。この6年間、小学校の学校教育に対し、多大なるご支援、ご協力をいただき、誠にありがとうございました。心よりお礼申し上げます。
二人の卒業生へのはなむけのために、校舎中に様々な装飾を施していました。例年は在校生と一緒に準備していたものですが、今年だけは、先生たちだけで頑張りましたよ。卒業式の後となりましたが、それらをご紹介します。
卒業・修了おめでとう!
今日も好天に恵まれたすばらしい一日となりました。全校児童が元気な姿を見せてくれました。
【卒業証書授与式】
令和元年度直瀬小学校卒業証書授与式。2月の終わりにはいったん見えなくなっていた大切なゴールを無事迎えることができました。
これもひとえに、今日無事に卒業式を挙行できるようご配慮くださった久万高原町教育委員会を含め町対策本部の皆様、そして、保護者、地域の皆様のおかげと、本当に感謝しております。
今日に至るまで、先生たちは全て自分たちで緊急の対応を考え、自分たちで準備しました。子どもの手を借りずに式の準備をすることは、これまで経験がありませんでした。経験してみて、子どもの力は大きいということを改めて実感しました。
臨時休業中に子どもたちにしてもらうべき「式のための宿題」を準備し、家庭訪問の際にその進捗状況を確認しました。学校で練習できないことへの不安は大きかったのですが。会う度に「家で言葉を必死に覚えています。」「家族中で歌の練習をしています。」といったうれしいご報告を保護者の方からいただき、本番が近づくにつれ、その不安は徐々に小さくなりました。
19日の臨時登校日の式練習では、休業中の練習の成果をしっかり出して、「これなら式が十分できる。」という確信も生まれました。
そして、今日。卒業生二人は、落ち着き、堂々とした態度で入場し、各プログラムにおける自分の役割を、確実にこなしていきました。その姿一つ一つに、目頭が熱くなりました。
クライマックスは「別れの言葉」です。卒業生二人、実に長い文章の思い出たちを気持ちをこめて周囲に伝えることができました。5年生を中心とする在校生も、自分たちのせりふをしっかり覚えて、卒業生にその心を伝えることができました。最も感動したのは、15人の歌声のすばらしさです。「友~旅立ちのとき~」を、「卒業生」という友に、「在校生」という友に、一所懸命の声で届け合っていました。19日からわずか4日間で、さらに成長した姿を披露してくれる直瀬っ子に、心の底から「ありがとう」と伝えたいと思います。
6年生の二人にとって、これからはこの直瀬小学校が「ふるさと」となります。そのふるさとには、二人の旅立ちを見送るたくさんの「友」がいます。そして、いつまでも二人のことを見守っている「友」がいます。ここで学んだ経験や育んだ友情、愛情を支えに、大きくはばたいてください。そして、ふと疲れたときには、いつでも帰ってきてね。
限りない優しさをありがとう。卒業おめでとう!
【修了式】
卒業生を見送った後、在校生は修了式を行いました。
卒業式のみならず、こちらの式でも、在校生はとても立派な態度で、修了証書を受け取り、しっかりとお話を聞いていました。
卒業生からちょっと前に渡された「重いバトン」をこれからしっかり受け継ぐことができる。そんな頼もしさを覚えた修了式でした。
これで、ひとまず、令和元年度の全ての行事が終了、となります。直瀬っ子のみんな、一年間本当によく頑張りました。みんな元気に登校できたのが何より!そして、学校にも地域にも元気を与えてくれてありがとう!!
春休みも、どうかみんな元気でね!!
卒園・修了おめでとう!
今日、澄み渡る青空の下、幼稚園卒園式・修了式が行われました。
まずは、今日無事に挙行できたこと、そして何より、園児4人が全員元気に参加できたことが、本当にうれしかったです。
朝、一通りの練習を行った後、少し時間が余ったから遊んでいいよと許可すると、フラフープをしたり走り回ったりと、予想した以上にみんな元気でした。儀式用のすてきな衣装のまま・・・・・・、と心配したのは大人だけでしたね。
さて、いよいよ卒園式です。
年長のMさんは、たった一人で、卒園児の動きを堂々と行いました。入場から退場まで、いくつもの細かい動きを覚えてこなし、たった一人で三年間のたくさんの思い出を語り、たった一人でお別れの歌を歌って、保護者や先生たちの涙を誘いました。このうえない実に立派な態度で、卒園式をすばらしいものにしてくれました。
在園児の3人も、Mさんのために一生懸命練習してきた成果をしっかり出して、贈る言葉を述べ、歌を歌いました。
卒園式の後、在園児にも園長手作りの修了証書を渡しました。こちらもとても礼儀正しく、しっかりと返事をして受け取ってくれました。
最後は、受け持ちの先生たちからのお話です。先生たちにとってはこれが最後のMさんに対する言葉。小学校に進学といっても、すぐ隣の校舎に行くだけです。なのに、ずっと遠くへ旅立ってしまうような気さえしてくるのです。それほど「別れ」というものが、重く切ないものなのだということを改めて感じた瞬間でした。
Mさん、小学校でも頑張れ!期待しています!!
M君、K君、S君、一つお兄さんになるね。これまで同様、元気に学び、遊ぼうね!!
保護者の皆様、本日はご来園、誠にありがとうございました。今後とも変わらぬご支援、ご協力のほど、どうかよろしくお願い申し上げます。
本当のメインは外遊び
臨時登校・登園日のメインイベントは、子どもたちにとっては「外遊び」だったかもしれません。
卒業式の練習の後の家庭学習の確認などが終わった学級の子どもたちから、運動場へ駆けだして行きました。この日は好天に恵まれ、運動場に出た途端に「暑い!」と上着を靴箱に置きに戻る子もいました。
運動場には、卒園式の練習を終えた幼稚園児がすでにブランコ付近で遊んでいました。
今年度最後の外遊び。自分が遊びたい遊びを自由に行いましたが、小学生も幼稚園も自然に仲間になって遊ぶ姿がとてもほほえましかったです。これも直瀬のよさですね。
子どもたちの頑張る姿に感動し、はじける笑顔に、心が癒された一日となりました。
次がついに最後の日。明日3月23日の直瀬幼稚園卒園式、明後日24日の直瀬小学校卒業証書授与式。子どもたちが元気に登園・登校できますように。
卒園式練習がんばったよ!
3月19日、幼稚園でも卒園式の練習を行いました。
幼稚園では、卒園式で歌う歌や言葉の練習を3学期に入って間もなく始めていましたが、全園での本格的な練習を十分に行えるはずもなく、それぞれの園児が語る言葉は、臨時休業中の「宿題」となってしまいました。小学校同様、家庭訪問で先生がその子の部分だけの練習をして確認して回りました。
ですが、幼稚園のどの子もしっかり覚えていて、この日の練習でもちゃんと自分の役割を果たしていました。これも保護者の皆様のお力添えのおかげと、本当に感謝しています。ありがとうございました。
年長のMさんは、一人で歌や言葉を発表しなければなりませんが、これまで一生懸命頑張りました。先生たちもMさんのために、23日の卒園式では心をこめて言葉や歌を贈ります。これまで本当によくお世話をしてくれたMさんのために、3人も頑張ろうね。
家庭訪問しました④
家庭訪問シリーズ最後は幼稚園編!
幼稚園のどの子も、小学生同様元気はつらつでした!乗り物に乗って庭を駆けめぐったり側転を見せてくれたり、サッカーをしたりして体を思いっきり動かしていました。年長さんはピッカピカのランドセルを見せてくれました。
この時期だから、友達と一緒に遊ぶということがなかなか叶いません。「幼稚園に行きたい。」とつぶやく子もいたようで、だから19日の臨時登園日は、本当にうれしかったでしょうね。
卒業式練習
昨日の臨時登校日でのメインイベントは卒業式練習。
6年生及び各学級での卒業式についての内容確認は2月末には始まっていたものの、練習には全く踏み込めない時期の突然の臨時休業への突入でした。だから、全ては休業中の子どもたちへの「宿題」となってしまいました。
全校合唱の歌は、教師が音源を録音して家庭に配付し、それを子どもたちは家庭で覚える。「わかれの言葉」も自分たちの役割となる文章を家庭で暗記する。6年生の言葉の量は半端なく、また、全校練習がなくなってしまったために、その言葉のうち在校生が語る部分のほとんどを5年生に任せました。家庭訪問で、学習以外にその歌や言葉の確認をして、子どもたちを励ましてきました。
昨日の登校日が設けられたことで、ぶっつけ本番で卒業式を挙行することだけは免れました。しかし、教職員、とりわけ5・6年の学級担任にとってはやり場のない無念さでこの3週間を過ごしてきました。
でも、子どもたちはこの16日間、本当によく頑張ってきました。保護者の皆様のご協力もあり、私たちが考えていた以上に、子どもたちは自分の役割をしっかり練習していました。今年は例年の出来栄えと比較するということ自体ナンセンスです。6年生の卒業式に対する自覚、そして、ずっとリードしてくれた6年生に対する気持ちの大きさが存分に感じられた式練習でした。
それでも、あと三日あります。今日以上に三日分しっかり覚えられる、気持ちをこめて、一所懸命の声を出す練習ができる。直瀬っ子の本領をさらに発揮できる!式練習の後にはその期待が大きく膨らんできました。
みんな、頑張ろうね!!
式練習の後には、今年度最後の表彰式を行いました。仰西まつりコンクールの優秀賞、そして、卒業生への「がんばり大賞」を授与しました。
この1年間でたくさんの賞状を渡しました。来年度の直瀬っ子の活躍も楽しみです。
待ちに待った登校日!
3月19日(木)、今日は待ちに待った登校日でした。
朝からみんな元気に登校してきました。これまで同様、いや今まで以上に今日の「おはようございます!」の挨拶は大きかったような気がします。
みんなに16日ぶりに学校で会えることがうれしくてたまらなかったのは、先生たちばかりではなかったようで、直瀬っ子も、友達や先生に会えたのがとてもうれしい様子でした。
今日は、朝の会の後、卒業式練習を行いました。幼稚園でも、ほぼ同じ時間帯に卒園式の練習を行いました。そして、学級で家庭学習の確認などを行った後は、お待ちかねの外遊び。転がしドッジや缶蹴りで思い切り体を動かした子もいれば、中にはゲレンデ付近の草むらでつくしをたくさん採って、職員室にプレゼントをしてくれた子もいました。その子は、帰り際に見事な松ぼっくりまで持ってきてくれました。
その子には、この一年間、敷地内にある自然をたくさんプレゼントしてもらったのですよ。本当にありがとう!!
今年最後の楽しい思い出づくり。存分にできたかどうかといえば、あまりに時間が短かったけれど、この3時間もかけがえのない時間になりました。
保護者の皆様、子どもたちを元気に送り出してくださって、本当にありがとうございました。
今日は、少ししか写真を掲載できません。後日、詳しくご紹介します。申し訳ございません。