臨時登校日②

2020年3月20日 11時30分

卒業式練習

 

 昨日の臨時登校日でのメインイベントは卒業式練習。

 6年生及び各学級での卒業式についての内容確認は2月末には始まっていたものの、練習には全く踏み込めない時期の突然の臨時休業への突入でした。だから、全ては休業中の子どもたちへの「宿題」となってしまいました。

 全校合唱の歌は、教師が音源を録音して家庭に配付し、それを子どもたちは家庭で覚える。「わかれの言葉」も自分たちの役割となる文章を家庭で暗記する。6年生の言葉の量は半端なく、また、全校練習がなくなってしまったために、その言葉のうち在校生が語る部分のほとんどを5年生に任せました。家庭訪問で、学習以外にその歌や言葉の確認をして、子どもたちを励ましてきました。

 昨日の登校日が設けられたことで、ぶっつけ本番で卒業式を挙行することだけは免れました。しかし、教職員、とりわけ5・6年の学級担任にとってはやり場のない無念さでこの3週間を過ごしてきました。

 でも、子どもたちはこの16日間、本当によく頑張ってきました。保護者の皆様のご協力もあり、私たちが考えていた以上に、子どもたちは自分の役割をしっかり練習していました。今年は例年の出来栄えと比較するということ自体ナンセンスです。6年生の卒業式に対する自覚、そして、ずっとリードしてくれた6年生に対する気持ちの大きさが存分に感じられた式練習でした。

 それでも、あと三日あります。今日以上に三日分しっかり覚えられる、気持ちをこめて、一所懸命の声を出す練習ができる。直瀬っ子の本領をさらに発揮できる!式練習の後にはその期待が大きく膨らんできました。

 みんな、頑張ろうね!!

 

 式練習の後には、今年度最後の表彰式を行いました。仰西まつりコンクールの優秀賞、そして、卒業生への「がんばり大賞」を授与しました。

 

 この1年間でたくさんの賞状を渡しました。来年度の直瀬っ子の活躍も楽しみです。