小学校卒業式・修了式

2020年3月24日 22時00分

卒業・修了おめでとう!

 

 今日も好天に恵まれたすばらしい一日となりました。全校児童が元気な姿を見せてくれました。

 

【卒業証書授与式】

 令和元年度直瀬小学校卒業証書授与式。2月の終わりにはいったん見えなくなっていた大切なゴールを無事迎えることができました。

 これもひとえに、今日無事に卒業式を挙行できるようご配慮くださった久万高原町教育委員会を含め町対策本部の皆様、そして、保護者、地域の皆様のおかげと、本当に感謝しております。

 

 今日に至るまで、先生たちは全て自分たちで緊急の対応を考え、自分たちで準備しました。子どもの手を借りずに式の準備をすることは、これまで経験がありませんでした。経験してみて、子どもの力は大きいということを改めて実感しました。

 臨時休業中に子どもたちにしてもらうべき「式のための宿題」を準備し、家庭訪問の際にその進捗状況を確認しました。学校で練習できないことへの不安は大きかったのですが。会う度に「家で言葉を必死に覚えています。」「家族中で歌の練習をしています。」といったうれしいご報告を保護者の方からいただき、本番が近づくにつれ、その不安は徐々に小さくなりました。

 19日の臨時登校日の式練習では、休業中の練習の成果をしっかり出して、「これなら式が十分できる。」という確信も生まれました。

 

 そして、今日。卒業生二人は、落ち着き、堂々とした態度で入場し、各プログラムにおける自分の役割を、確実にこなしていきました。その姿一つ一つに、目頭が熱くなりました。

 

 クライマックスは「別れの言葉」です。卒業生二人、実に長い文章の思い出たちを気持ちをこめて周囲に伝えることができました。5年生を中心とする在校生も、自分たちのせりふをしっかり覚えて、卒業生にその心を伝えることができました。最も感動したのは、15人の歌声のすばらしさです。「友~旅立ちのとき~」を、「卒業生」という友に、「在校生」という友に、一所懸命の声で届け合っていました。19日からわずか4日間で、さらに成長した姿を披露してくれる直瀬っ子に、心の底から「ありがとう」と伝えたいと思います。

 

 6年生の二人にとって、これからはこの直瀬小学校が「ふるさと」となります。そのふるさとには、二人の旅立ちを見送るたくさんの「友」がいます。そして、いつまでも二人のことを見守っている「友」がいます。ここで学んだ経験や育んだ友情、愛情を支えに、大きくはばたいてください。そして、ふと疲れたときには、いつでも帰ってきてね。

 

 限りない優しさをありがとう。卒業おめでとう!

  

【修了式】

 卒業生を見送った後、在校生は修了式を行いました。

 卒業式のみならず、こちらの式でも、在校生はとても立派な態度で、修了証書を受け取り、しっかりとお話を聞いていました。

 卒業生からちょっと前に渡された「重いバトン」をこれからしっかり受け継ぐことができる。そんな頼もしさを覚えた修了式でした。

 

 これで、ひとまず、令和元年度の全ての行事が終了、となります。直瀬っ子のみんな、一年間本当によく頑張りました。みんな元気に登校できたのが何より!そして、学校にも地域にも元気を与えてくれてありがとう!!

 

 春休みも、どうかみんな元気でね!!