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卒業証書授与式

2021年3月24日 15時35分

令和2年度直瀬小学校卒業証書授与式

 

 昨日の幼稚園卒園式に引き続き、今日は直瀬小学校卒業証書授与式が行われました。

 

 今日も朝からすばらしいお天気になり、桜も美しくその花の数を増やして、卒業生の門出をお祝いしてくれていました。

 

 今年も、式場に向かう廊下の掲示板に、卒業生二人の6年間の成長のあかしが飾られました。

 

 卒業式が厳かに始まりました。

 

 卒業証書授与です。今年の二人は第4085号、第4086号の卒業生となります。

 これまでに、ここ直瀬小をそれだけたくさんの卒業生が巣立って行かれたということになります。直瀬小の歴史をひしひしと感じます。

 二人は、4084人の先輩方に恥じぬ立派な態度で証書を授与しました。

 

 その後、校長式辞や記念品授与、贈呈などへと進んでいきました。

 校長式辞では、二人の門出のはなむけとして、「優しい人になってください。」「回りの人を愛する人になってください。」という願いをこめて、「優」と「愛」という二つの漢字についてのお話をしました。

 また、祝詞は掲示板に貼りきれないほどたくさん贈っていただきましたので、お名前をご披露するにも少し時間がかかるほどでした。久万高原町長様はじめ卒業生二人とつながりのある皆様方、誠にありがとうございました。

 

 そして、「別れの言葉」。

 これまでのどの練習でも感じられなかった気迫や惜別の思いがにじむ感動的な「別れの言葉」を、14人はつくってくれました。卒業生二人も、「たいせつなもの」を最後までしっかり歌い切り、周囲にたくさんの涙を誘いました。

 

 最後までとても立派な態度で、卒業生は式場を後にしました。

 

 その後、教室に帰って、最後の学級活動がありました。

 受け持ちの先生から「『今、できていないから』を理由に、自分の可能性に蓋をしない。」や「努力しても成功しないこともある。でも、成功している人は必ず努力している。」などといった人生の格言をたくさん紹介されました。

 二人とも、受け持ちの先生の話を、目と耳と心で聞いていました。

 

 その頃、今日の卒業式の縁の下の力持ちたちは、玄関前に花道をつくって、卒業生の学級活動の終わりを待っていました。 

 

 卒業生がやって来ました。在校生や先生たち全員で、二人をあたたかくお見送りしました。

 階段を下りるときは、お約束の「通せんぼ」。この場所では笑顔がはじけます。

 いったんは学校の敷地を出ましたが、再び戻って、記念写真を撮影しました。

 

 この直瀬小で、6年間の歴史を刻み、たくさんの思い出を抱えて、二人の卒業生が巣立っていきました。二人の活躍を、優しさを、私たちは忘れません。

 卒業生の保護者の皆様、6年間お預かりしたお子様を、今大切にお返しいたします。

 今日まで、大変お世話になりました。ありがとうございました。

 

 今年度の最後の14人での記念写真です。先生たちは、直瀬っ子14人のことを、誇りに思っています。