直瀬地区大運動会③
2020年9月22日 15時55分直瀬地区大運動会フォトアルバム②
プログラム№6~9
【6 おみこしワッショイ!】
幼稚園の恒例種目、三世代での団体競技です。
最初に園児がカードを引き、その指示に従ってペアの人におんぶやだっこをしてもらったり、一緒にかに歩きをしたりしておみこしまで進みます。そこで園児が箱を一つおみこしに乗せてサイコロを振ります。そしてペアの人とおみこしを持ち、箱を落とさないようにして出た色の旗を回って帰ってきます。
第一走者は園児と祖父母の方のペア、第二走者は園児と保護者、アンカーは園児・祖父母・保護者の3人です。次の走者に移るごとに、乗せる箱は増えていきます。
園児は何回も走りますが、最後まで元気!ご家族の方は2回しか走りませんが、まあまあグロッキーのご様子でした。
【7 大玉でGO】
3年生以上の団体種目です。練習では全て赤組の完勝でした。そういうときに得てして予想外のことが起こるものです。本番では抜きつ抜かれつの大接戦となり、最終組にリードされていた白組が大逆転、ついに白組が勝ちました!
88対77で11点の差をつけていた赤組のリードは、この種目でわずか1点差!赤組98点、白組97点となりました。
【8 親子障害物競走】
この種目も毎年恒例。小学生は網をくぐり、玉入れのかごに玉を入れ、保護者の方はハードルを跳び越え(下をくぐった方もおいでましたが)、平均台の上を歩きます。そして親子が出会った地点から、二人三脚でゴールに向かう、という競技です。子どもたちや保護者の方のマスク越しの満面の笑顔がとても印象的でした。
【9 目指せ、一輪車名人!】
教職員としては、最も緊張感の高まる種目でした。一つ一つの演技を、祈るような気持ちで見守りました。
まずは低学年の演技。一人乗りができる子は一人で、手を引いて運転できる子は高学年の力を借りながら、トラックに沿って走ります。全員ゴールまで走り切ることができました。
続いて、3年生以上の演技です。
最初に一人乗り、手をつないで前進、前と後ろ交互に向いて手をつないで進む技、コーンの間をジグザグに走る技など、どれも上手に演技しました。
最後は大技、手をつないで一斉に乗ったところからサークルをつくり、大車輪へ。一直線の大車輪は今までで一番美しい形でした。そして、いったん手を離してばらばらになり、2人組、3人組でプロペラになって回ります。これも見事成功!
クライマックスは3方向に延びる風車、最後の練習で一度だけ成功させていたあの技です。全員が手をつなぐのにかなりの時間を必要としましたが、中心にいた子らが懸命に運転を続け、外側につなぐ子を待ち続けました。恐らく、どの子も成功することを信じていたに違いありません。最後の子が手をつなぐまで決して形を崩しませんでした。大成功です!9人全員が風車を成功させた瞬間から、何回回ったでしょう。これまでで一番長い時間、そしてこれまで最も美しい形で回り続けました。
「やればできる」。子どもたちの演技を見て、この言葉を改めて思い出します。この1か月間、子どもたちは意欲的に、また楽しみながら一輪車の練習に取り組んできました。あきらめない気持ちがあったからこそ、最後の練習で全ての技を成功させ、それが自信や仲間への信頼を生み、今日の最高の結果につながったのだと思います。