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最後の学級活動

2020年12月25日 20時40分

通信簿は宝物

 

 終業式の後の学級活動で、子どもたちの今日最大の関心事!?通信簿を授与しました。

 

 通信簿というものは、学びのあしあとの記録であり、受け取る子どもたちやご家庭にとって一生の宝物としていつまでも残るものです。私たち教員は、そのことを十分に理解しているつもりです。だからこそ、命をかけて、というと少し大げさですが、心をこめて通信簿を作っています。そして、その心が子どもたちにもご家庭にも届きますように、と祈りながら渡します。

 たった一枚の紙切れかもしれませんが、「たかが通信簿、されど通信簿」です。

 

 どの教室でも、受け持ちの先生がそれぞれの子に、2学期の頑張りに対するねぎらいの言葉を掛けながら渡しました。

 

 机に戻るやいなや、自分の通信簿を開いていました。友達と見比べたりする子もいました。「通信簿は、友達に見せるものではありません!」と先生から注意を受けていましたけど・・・。

 

 学級活動の後は給食、そして、大掃除、床磨きと、忙しい最終日となりましたが、子どもたちは最後まですべきことをやり遂げることができました。

 

 現在では例のない8月スタートの長い2学期でしたが、直瀬っ子17人、本当によく頑張りました。新しい学校生活様式は不自由でした。しかし、今年の2月までの「当たり前」を次々と奪われた子どもたちが見せた姿は、その不自由さを感じさせない生き生きとした顔であり、すがすがしい笑顔でした。

 2学期の直瀬っ子にも「あっぱれ」を贈ります。

 

 直瀬っ子の皆さん、充実した冬休みを過ごしてくださいね。そして、どうか毎日元気で!