3.11

2020年3月11日 08時55分

9年が経ちました

 

 平成23年3月11日(金)14時46分18秒。

 三陸沖で大地震が起きたということを、同僚の先生が知り合いの方からのメールで知り、すぐテレビをつけた頃には、すでに臨時ニュースで大津波が襲来しているシーンが映し出されていました。これが私の記憶です。

 あの日のことをはっきりと覚えている方も多いかと存じます。

 愛媛県に住む私たちには何ら感じることがなかった悲劇の瞬間から、今日でちょうど9年になります。

 死者・行方不明者は18428人、避難生活などで亡くなった「震災関連死」は3700人以上で、「関連死」を含めた死者と行方不明者は、22000人を超えていると、昨日のニュースで報道されていました。未だ避難先から帰れない方は48000人近くにものぼるとのこと。

 連日のように放映される東北大震災関連の番組を見るにたびに胸が痛くなる一方で、被災された方々が復興を夢見て前を向いて生きていらっしゃる姿に勇気をいただいています。

 

 本校でも、大震災により命を落とされた方々のご冥福をお祈りするため、朝から弔旗を掲げ、14時46分には職員で黙祷を捧げます。今年は子どもたちとともにお祈りすることはできませんが、また何らかの機会に、防災について、命について語っていこうと思います。