高齢者疑似体験(3・4年)
2021年2月18日 18時20分「お年寄り」を体験
今日、3・4年生は、久万高原町社会福祉協議会の皆様にお世話になり、「高齢者疑似体験」を行いました。
まず、講師のT様から「直瀬ってどんなところ?」と尋ねられました。子どもたちは直瀬の自然や住む人、好きなところなどをワークシートにどんどん書き込み、意欲的に手を挙げて発表しました。
子どもたちの発表を受けて、T様は直瀬にも高齢者が多いということを取り上げ、「福祉」の大切さについてお話しくださいました。
「福祉」とは「ふだんの くらしの しあわせ」だということも教えてくださいました。
さて、第2部の「高齢者擬似体験」の始まりです。
お年寄りの方の中には、足を軽やかに動かせない方がいます。また、ひじやひざが思うように曲げられない方もいます。視野も狭くなり、耳が聞こえにくくもなります。そして、腰が曲がったままの姿勢でいることが多かったりもします。それらの不自由さを全て体に与えて、教室と1階ホールを階段を使って上り下りしてみました。途中で、横になったり起き上がったりという動きも取り入れてみました。
周囲の様子が十分に見えず、音が聞こえにくい状況はとても不安だったようです。腰を曲げたままの歩行が特に大変だったようです。
お年寄りの方がどんな大変さを感じながら毎日生活しているか、実感をもって理解することができたようです。
自分自身が体験することで分かったことを生かして、直瀬の人たちの普段の暮らしがさらに幸せになるための支え合いをしよう。子どもたちはそんな思いをもつことができました。
T様はじめ、社会福祉協議会の皆様、本日は貴重な学びの場を与えていただき、誠にありがとうございました。