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書き初め大会

2021年1月14日 17時30分

初めての 葉の露集め お書き初め

 

 今日は、全校書き初め大会を行いました。 

 

 書き初めは、大昔から日本で行われている年中行事の一つです。年明けに初めて井戸からくんだり早朝の草木の葉についた露を集めたりした水(若水:わかみずと言うそうです)で墨をすり、新年の抱負や目標を筆で書いていました。1月2日に行うのが慣わしだったようです。その伝統行事を元に、学校や幼稚園でも、3学期の始めに「書き初め大会」というイベントが普及していったようです。

 

 本校では、7年ほど前から書き初め大会の講師として、下直瀬のK先生にずっとお世話になっています。K先生は今年も快く引き受けてくださいました。各学年の題材を事前にお知らせしていましたが、全ての学年のお手本まで作って持ってきてくださいました。

 

 そのお手本をよく見て、子どもたちは一心不乱に筆を運びます。どの子も姿勢がとても美しいです。

 

 朱墨を持ってK先生がアドバイスをされると、先生の筆遣いを見習って自分のものにしようと練習を繰り返していました。

 

 感想発表や児童代表のお礼の挨拶でも、今日お世話になった感謝の気持ちをしっかりと言葉にして伝えていました。

 

 「直瀬の子は本当に上達が早くててうれしい。それは、私が言うことを本当に素直に聞いてすぐに取り入れようとしてくれるから。今日は来てよかったです。」

 帰り際にいただいたK先生のお言葉です。上達が早いのは、K先生のアドバイスが子どもたちにとってとても分かりやすかったからこそですが、本当にありがたいお言葉です。

 

 K先生、本日は誠にありがとうございました。