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10秒の努力を

2020年11月27日 09時20分

「10秒の努力」、さっそく実践

 

 昨日の表彰式の後、校長が「10秒の努力」というテーマで次のようなお話をしました。

 「ここ2週間ほど、トイレのスリッパが反対を向いて並べられていることが目立ちます。自分の履いたスリッパを脱ぐとき、それをきれいに並べることに10秒はかからないでしょう。さほど苦労しないこの努力を全員が続ければ、学校のスリッパは絶対に反対を向きません。みんなで『10秒の努力』をしてみませんか。靴箱の靴でも、雑巾掛けの雑巾でも、何でも、10秒でできることをするだけでかなり美しくできますよね。

  ちなみに、私は、入ったトイレに並んだスリッパの内、最も乱れて並んでいるスリッパをあえて選んで履くようにしています。そうすれば、入る前よりは美しく並ぶから。」

 

 すると、1時間目終了後の低学年の教室では、体操服に着替える際、自分の脱いだ服を丁寧にたたむ子、ロッカーの中を整理する子を見かけることができました。2年生のある女子は、トイレで最も乱れて置かれていたスリッパを選んで履いたそうです。

 

 中学年の「写真・ポスター係」の子は、自分たちの考えで、休憩時間を使って啓発ポスターをあっという間に描いたそうです。

 

 

 学校の問題点を自覚し、すぐに実践する直瀬っ子のすばらしさを強く感じた一日でした。