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4園交流遠足(幼稚園)

2020年10月30日 19時15分

面河で秋を楽しみました

 

 今日は4園交流遠足の日。面河山岳博物館の見学やその周辺での活動を行いました。冷たい風が少し強かったものの、晴天に恵まれました。

 畑野川幼稚園の子らを乗せたマイクロバスを、今か今かと待っていた3人は、バスの姿が見えるやいなや、園舎から飛び出しました。

 

 バスに揺られること45分。途中の「もみじライン」の紅葉にうっとりしながら、山岳博物館に到着しました。

 まずは、朝の挨拶や先生のお話です。今日の活動内容や注意事項などをとてもいい態度で聞くことができました。

 

 さっそく、博物館内の見学です。二人の学芸員さんにお世話になり、最初に1階の様々な種類のカエルを見せていただきました。その後2階へ。今、面河山岳博物館では「けものがたり」という特別展が行われており、愛媛に生息するほ乳類の動物のはく製が多数展示されていました。子どもたちは「けものがたり」のチラシの中に描かれている動物を見つけて、「キツネおった!」「もぐらや!」「くま、おっきいなぁ!」などと叫んでいました。

 

 続いて、面河渓の遊歩道の散策です。ビニール袋を一つずつもらって、気に入った落ち葉を集めて歩きました。途中で、学芸員さんに小さな花の名前を教えていただいたり、紫の小さな実を見つけ、その奇妙なにおいをかいだりしました。

 

 遊歩道の広場に到着しました。白い布を地面に広げて、自分たちが拾い集めた落ち葉を並べて品評会を行います。

 

 次に、籠をもらって、その中に落ち葉とその下の土を入れ、ふるいにかけて残った土を、これも白い布の上に広げます。すると、その土の中に、様々な種類の小さな虫がいました。「葉っぱにかくれて、この虫たちも生きているんだよ。」と、学芸員さんは教えてくださいました。

 

 ふと、写真を撮影していた園長の背後から、突然何か跳ねてきました!ヒキガエルです!園長は思わず悲鳴を上げて逃げてしまいました。すぐに駆け寄ってくださった学芸員さんは、おもむろにつかみ上げて、園児たちに見せていました。度胸のある学芸員さんです。

 

 たくさんの秋にふれた後、美しい秋の中を歩きながら山岳博物館に帰り、学芸員さんに感想やお礼を言いました。

 

 今日は、「いのち」の勉強がたくさんできましたね。直瀬でも、たくさんの「秋のいのち」を見つけられるといいね。

 学芸員さん、今日は本当にお世話になりました。

 明神、畑野川、父二峰幼稚園の皆さん、また一緒に活動ができてうれしかったです。次回の交流でもよろしくね。