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避難訓練

2020年10月26日 12時10分

そのときどうするか?

 

 今日、避難訓練がありました。今回は、これまであまり経験のない時間帯、休憩時間中に実施しました。2校時の授業終了後5分ほど経過したときに地震が起き、その後理科室で出火、という想定です。

 緊急地震速報が鳴ったとき、ある子は運動場で一輪車や遊具で遊んでいました。また、ある子は更衣が終わって教室に戻ったところでした。図書コーナーで読書している子も、職員室から出た直後の子もいました。

  それぞれの状況で、まずは地震からどこに移動し、どのように身を守るか、運動場に移動する際、どのルートを通るかなど、一瞬のうちにたくさんのことを考えて、素早く動かなければなりません。

 そんな中で、高学年も低学年も、下学年の子に手招きしながら上手に誘導していました。そして、理想的な姿勢で身を守り、最適のルートを通って移動できていました。ここ2年のうちで初めての休憩時間中の避難訓練でしたが、どの子も立派な態度で臨むことができていました。今回は、先生たちに指示されるのではなく、この後どうするかを自分たちで考えて行動することができました。

 

 次の避難行動は、訓練なのか、本当に地震や火事が起こった中なのか、誰にも分かりません。だからこそ、子どもたちが普段から真剣に考え、即行動に移すことができるよう、日々の防災・安全教育に取り組んでいきたいと思います。