終業式
2020年7月31日 16時30分「当たり前」でない喜びも
~お礼~
本日7月31日、私たち教師も経験のない遅い終業式が行われました。本校・本園では4月と3月以外の始業式・終業式は幼・小合同で行います。
園児・児童代表の言葉では、4人がそれぞれ1学期に頑張ったこと、うれしかったことや夏休みの抱負を力強く述べました。水泳・水遊びで頑張ったことや楽しかったこと、たくさんの漢字が書けるようになったことなど、それぞれに努力したことやすばらしい思い出を語りました。夏休みは家族の手伝いをしたい、など頼もしい抱負も聞かれました。どの子も文章を覚えようと頑張り、堂々と発表していたのがとても印象的でした。
校長からは、毎日元気に学校・園に来たこと、「はい」の返事や「ありがとう」「あいさつ」を頑張ったことへのねぎらいの言葉を掛けました。夏休みには「『勉強か読書を一日も欠かさず行うこと』にチャレンジしてほしい。」「命を大切に。」という二つの「宿題」を出しました。
その後はいつもの「校歌斉唱」。実は、今年度全員で校歌を歌うのは今日が初めてです。4月に本校に赴任された先生たちは初めて聞くわけです。「われらな~お~せ~えの しょ~うがくせ~い」と幼稚園児が歌うことにも驚いたことでしょう。
新型コロナウイルスに振り回されたこの1学期、楽しくふれ合える時間、友達と磨き合う充実した時間といった「当たり前」に得ることができていたものが、ことごとく奪われました。そんな中、何よりすばらしかったのは、17人の直瀬っ子の中で、病気で休んだ子が一人もいないこと。1学期の授業日数46日のうち、いわゆる「病欠」は本当にゼロなのです!
このことは決して「当たり前」にできることではありません。その快挙は二度とないかもしれない。そのくらい喜びも大きいのです。ご家族の毎日のご苦労、ご協力あってのこと、そのことを忘れません。
1学期が終わります。
保護者の皆様、この4か月間、本当にお世話になりました。随分とご迷惑をおかけいたしましたが、何とか今日最終日を迎えることができました。これもひとえに、皆様の絶大なるご支援、ご協力のたまものと深く感謝いたしております。
また、私たち教師も皆様のあたたかいご厚情に幾度となく救われ、励まされ、また楽しませていただきました。重ねて厚くお礼申し上げます。
我が直瀬幼・小PTAは永遠に不滅です!!
(引退会見のようになってしまった・・・・・・。)
たった3週間の夏休みですが、思い出だけは例年と変わりない、充実した楽しいものになることを祈っています。